詩篇

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詩篇31編

1:【指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。】
2:主よ、御もとに身を寄せます。とこしえに恥に落とすことなく恵みの御業によってわたしを助けてください。
3:あなたの耳をわたしに傾け急いでわたしを救い出してください。砦の岩、城塞となってお救いください。
4:あなたはわたしの大岩、わたしの砦。御名にふさわしく、わたしを守り導き
5:隠された網に落ちたわたしを引き出してください。あなたはわたしの砦。
6:まことの神、主よ、御手にわたしの霊をゆだねます。わたしを贖ってください。
7:わたしは空しい偶像に頼る者を憎み主に、信頼します。
8:慈しみをいただいて、わたしは喜び躍ります。あなたはわたしの苦しみを御覧になりわたしの魂の悩みを知ってくださいました。
9:わたしを敵の手に渡すことなくわたしの足を広い所に立たせてくださいました。
10:主よ、憐れんでくださいわたしは苦しんでいます。目も、魂も、はらわたも苦悩のゆえに衰えていきます。
11:命は嘆きのうちに年月は呻きのうちに尽きていきます。罪のゆえに力はうせ骨は衰えていきます。
12:わたしの敵は皆、わたしを嘲り隣人も、激しく嘲ります。親しい人々はわたしを見て恐れを抱き外で会えば避けて通ります。
13:人の心はわたしを死者のように葬り去り壊れた器と見なします。
14:ひそかな声が周囲に聞こえ脅かすものが取り囲んでいます。人々がわたしに対して陰謀をめぐらし命を奪おうとたくらんでいます。
15:主よ、わたしはなお、あなたに信頼し「あなたこそわたしの神」と申します。
16:わたしにふさわしいときに、御手をもって追い迫る者、敵の手から助け出してください。
17:あなたの僕に御顔の光を注ぎ慈しみ深く、わたしをお救いください。
18:主よ、あなたを呼びます。わたしを恥に落とすことなく神に逆らう者をこそ恥に落とし陰府に落とし、黙らせてください。
19:偽って語る唇を封じてください正しい人を侮り、驕り高ぶって語る唇を。
20:御恵みはいかに豊かなことでしょう。あなたを畏れる人のためにそれを蓄え人の子らの目の前であなたに身を寄せる人に、お与えになります。
21:御もとに彼らをかくまって人間の謀から守ってくださいます。仮庵の中に隠し争いを挑む舌を免れさせてくださいます。
22:主をたたえよ。主は驚くべき慈しみの御業を都が包囲されたとき、示してくださいました。
23:恐怖に襲われて、わたしは言いました「御目の前から断たれた」と。それでもなお、あなたに向かうわたしの叫びを嘆き祈るわたしの声をあなたは聞いてくださいました。
24:主の慈しみに生きる人はすべて、主を愛せよ。主はフェイスある人を守り傲慢な者には厳しく報いられる。
25:雄々しくあれ、心を強くせよ主を待ち望む人はすべて。

詩篇32編

1:【ダビデの詩。マスキール。】いかに幸いなことでしょう背きを赦され、罪を覆っていただいた者は。
2:いかに幸いなことでしょう主に咎を数えられず、心に欺きのない人は。
3:わたしは黙し続けて絶え間ない呻きに骨まで朽ち果てました。
4:御手は昼も夜もわたしの上に重くわたしの力は夏の日照りにあって衰え果てました。〔セラ
5:わたしは罪をあなたに示し咎を隠しませんでした。わたしは言いました「主にわたしの背きを告白しよう」と。そのとき、あなたはわたしの罪と過ちを赦してくださいました。〔セラ
6:あなたの慈しみに生きる人は皆あなたを見いだしうる間にあなたに祈ります。大水が溢れ流れるときにもその人に及ぶことは決してありません。
7:あなたはわたしの隠れが。苦難から守ってくださる方。救いの喜びをもってわたしを囲んでくださる方。〔セラ
8:わたしはあなたを目覚めさせ行くべき道を教えよう。あなたの上に目を注ぎ、勧めを与えよう。
9:分別のない馬やらばのようにふるまうな。それはくつわと手綱で動きを抑えねばならない。そのようなものをあなたに近づけるな。
10:神に逆らう者は悩みが多く主に信頼する者は慈しみに囲まれる。
11:神に従う人よ、主によって喜び躍れ。すべて心の正しい人よ、喜びの声をあげよ。

詩篇33編

1:主に従う人よ、主によって喜び歌え。主を賛美することは正しい人にふさわしい。
2:琴を奏でて主に感謝をささげ十弦の琴を奏でてほめ歌をうたえ。
3:新しい歌を主に向かってうたい美しい調べと共に喜びの叫びをあげよ。
4:主の御言葉は正しく御業はすべて真実。
5:主は恵みの業と裁きを愛し地は主の慈しみに満ちている。
6:御言葉によって天は造られ主の口の息吹によって天の万象は造られた。
7:主は大海の水をせき止め深淵の水を倉に納められた。
8:全地は主を畏れ世界に住むものは皆、主におののく。
9:主が仰せになると、そのように成り主が命じられると、そのように立つ。
10:主は国々の計らいを砕き諸国の民の企てを挫かれる。
11:主の企てはとこしえに立ち御心の計らいは代々に続く。
12:いかに幸いなことか主を神とする国主が嗣業として選ばれた民は。
13:主は天から見渡し人の子らをひとりひとり御覧になり
14:御座を置かれた所から地に住むすべての人に目を留められる。
15:人の心をすべて造られた主は彼らの業をことごとく見分けられる。
16:王の勝利は兵の数によらず勇士を救うのも力の強さではない。
17:馬は勝利をもたらすものとはならず兵の数によって救われるのでもない。
18:見よ、主は御目を注がれる主を畏れる人、主の慈しみを待ち望む人に。
19:彼らの魂を死から救い飢えから救い、命を得させてくださる。
20:我らの魂は主を待つ。主は我らの助け、我らの盾。
21:我らの心は喜び聖なる御名に依り頼む。
22:主よ、あなたの慈しみが我らの上にあるように主を待ち望む我らの上に。

詩篇34編

1:【ダビデの詩。ダビデがアビメレクの前で狂気の人を装い、追放されたときに。】
2:どのようなときも、わたしは主をたたえわたしの口は絶えることなく賛美を歌う。
3:わたしの魂は主を賛美する。貧しい人よ、それを聞いて喜び祝え。
4:わたしと共に主をたたえよ。ひとつになって御名をあがめよう。
5:わたしは主に求め主は答えてくださった。脅かすものから常に救い出してくださった。
6:主を仰ぎ見る人は光と輝き辱めに顔を伏せることはない。
7:この貧しい人が呼び求める声を主は聞き苦難から常に救ってくださった。
8:主の使いはその周りに陣を敷き主を畏れる人を守り助けてくださった。
9:味わい、見よ、主の恵み深さを。いかに幸いなことか、御もとに身を寄せる人は。
10:主の聖なる人々よ、主を畏れ敬え。主を畏れる人には何も欠けることがない。
11:若獅子は獲物がなくて飢えても主に求める人には良いものの欠けることがない。
12:子らよ、わたしに聞き従え。主を畏れることを教えよう。
13:喜びをもって生き長生きして幸いを見ようと望む者は
14:舌を悪から唇を偽りの言葉から遠ざけ
15:悪を避け、善を行い平和を尋ね求め、追い求めよ。
16:主は、従う人に目を注ぎ助けを求める叫びに耳を傾けてくださる。
17:主は悪を行う者に御顔を向けその名の記念を地上から絶たれる。
18:主は助けを求める人の叫びを聞き苦難から常に彼らを助け出される。
19:主は打ち砕かれた心に近くいまし悔いる霊を救ってくださる。
20:主に従う人には災いが重なるが主はそのすべてから救い出し
21:骨の一本も損なわれることのないように彼を守ってくださる。
22:主に逆らう者は災いに遭えば命を失い主に従う人を憎む者は罪に定められる。
23:主はその僕の魂を贖ってくださる。主を避けどころとする人は罪に定められることがない。

詩篇35編

1:【ダビデの詩。】主よ、わたしと争う者と争いわたしと戦う者と戦ってください。
2:大盾と盾を取り立ち上がってわたしを助けてください。
3:わたしに追い迫る者の前に槍を構えて立ちふさがってください。どうか、わたしの魂に言ってください「お前を救おう」と。
4:わたしの命を奪おうとする者は恥に落とされ、嘲りを受けますように。わたしに災いを謀る者は辱めを受けて退きますように。
5:風に飛ぶもみ殻となった彼らが主の使いに追い払われますように。
6:道を暗闇に閉ざされ、足を滑らせる彼らに主の使いが追い迫りますように。
7:彼らは無実なわたしを滅ぼそうと網を張りわたしの魂を滅ぼそうと落とし穴を掘りました。
8:どうか、思わぬ時に破滅が臨み彼らが自ら張った網に掛かり破滅に落ちますように。
9:わたしの魂は主によって喜び躍り御救いを喜び楽しみます。
10:わたしの骨はことごとく叫びます。「主よ、あなたに並ぶものはありません。貧しい人を強い者から貧しく乏しい人を搾取する者から助け出してくださいます。」
11:不法の証人が数多く立ち、わたしを追及しますがわたしの知らないことばかりです。
12:彼らはわたしの善意に悪意をもってこたえます。わたしの魂を滅ぼそうとして、子供を奪いました。
13:彼らが病にかかっていたときわたしは粗布をまとって断食し、魂を苦しめ胸の内に祈りを繰り返し
14:彼らの友、彼らの兄弟となり母の死を悼む子のように嘆きの衣をまというなだれて行き来したのに
15:わたしが倒れれば彼らは喜び、押し寄せます。わたしに向かって押し寄せわたしの知らないことについてわたしを打ちとめどもなく引き裂きます。
16:神を無視する者がわたしを囲んで嘲笑いわたしに向かって歯をむき出します。
17:主よ、いつまで見ておられるのですか。彼らの謀る破滅からわたしの魂を取り返してください。多くの若い獅子からわたしの身を救ってください。
18:優れた会衆の中であなたに感謝をささげ偉大な民の中であなたを賛美できますように。
19:敵が不当に喜ぶことがありませんように。無実なわたしを憎む者が侮りの目で見ることがありませんように。
20:彼らは平和を語ることなくこの地の穏やかな人々を欺こうとしています。
21:わたしに向かえば、大口を開けて嘲笑い「この目で見た」と言います。
22:主よ、あなたは御覧になっています。沈黙なさらないでください。わたしの主よ、遠く離れないでください。
23:わたしの神、わたしの主よ、目を覚まし起き上がり、わたしのために裁きに臨みわたしに代わって争ってください。
24:主よ、わたしの神よあなたの正しさによって裁いてください。敵が喜んで
25:「うまく行った」と心の中で言いませんように。「ひと呑みにした」と言いませんように。
26:苦難の中にいるわたしを嘲笑う者が共に恥と嘲りを受けわたしに対して尊大にふるまう者が恥と辱めを衣としますように。
27:わたしが正しいとされることを望む人々が喜び歌い、喜び祝い絶えることなく唱えますように「主をあがめよ御自分の僕の平和を望む方を」と。
28:わたしの舌があなたの正しさを歌い絶えることなくあなたを賛美しますように。

詩篇36編

1:【指揮者によって。主の僕の詩。ダビデの詩。】
2:神に逆らう者に罪が語りかけるのがわたしの心の奥に聞こえる。彼の前に、神への恐れはない。
3:自分の目に自分を偽っているから自分の悪を認めることもそれを憎むこともできない。
4:彼の口が語ることは悪事、欺き。決して目覚めようとも、善を行おうともしない。
5:床の上でも悪事を謀り常にその身を不正な道に置き悪を退けようとしない。
6:主よ、あなたの慈しみは天にあなたの真実は大空に満ちている。
7:恵みの御業は神の山々のようあなたの裁きは大いなる深淵。主よ、あなたは人をも獣をも救われる。
8:神よ、慈しみはいかに貴いことか。あなたの翼の陰に人の子らは身を寄せ
9:あなたの家に滴る恵みに潤いあなたの甘美な流れに渇きを癒す。
10:命の泉はあなたにありあなたの光に、わたしたちは光を見る。
11:あなたを知る人の上に慈しみが常にありますように。心のまっすぐな人の上に恵みの御業が常にありますように。
12:神に逆らう者の手がわたしを追い立てることを許さず驕る者の足がわたしに迫ることを許さないでください。
13:悪事を働く者は必ず倒れる。彼らは打ち倒され再び立ち上がることはない。

詩篇37編

1:【ダビデの詩。】悪事を謀る者のことでいら立つな。不正を行う者をうらやむな。
2:彼らは草のように瞬く間に枯れる。青草のようにすぐにしおれる。
3:主に信頼し、善を行え。この地に住み着き、フェイスを糧とせよ。
4:主に自らをゆだねよ主はあなたの心の願いをかなえてくださる。
5:あなたの道を主にまかせよ。信頼せよ、主は計らい
6:あなたの正しさを光のようにあなたのための裁きを真昼の光のように輝かせてくださる。
7:沈黙して主に向かい、主を待ち焦がれよ。繁栄の道を行く者や悪だくみをする者のことでいら立つな。
8:怒りを解き、憤りを捨てよ。自分も悪事を謀ろうと、いら立ってはならない。
9:悪事を謀る者は断たれ主に望みをおく人は、地を継ぐ。
10:しばらくすれば、主に逆らう者は消え去る。彼のいた所を調べてみよ、彼は消え去っている。
11:貧しい人は地を継ぎ豊かな平和に自らをゆだねるであろう。
12:主に従う人に向かって主に逆らう者はたくらみ、牙をむくが
13:主は彼を笑われる。彼に定めの日が来るのを見ておられるから。
14:主に逆らう者は剣を抜き、弓を引き絞り貧しい人、乏しい人を倒そうとしまっすぐに歩む人を屠ろうとするが
15:その剣はかえって自分の胸を貫き弓は折れるであろう。
16:主に従う人が持っている物は僅かでも主に逆らう者、権力ある者の富にまさる。
17:主は御自分に逆らう者の腕を折り従う人を支えてくださる。
18:無垢な人の生涯を主は知っていてくださる。彼らはとこしえに嗣業を持つであろう。
19:災いがふりかかっても、うろたえることなく飢饉が起こっても飽き足りていられる。
20:しかし、主に逆らい敵対する者は必ず滅びる献げ物の小羊が焼き尽くされて煙となるように。
21:主に逆らう者は、借りたものも返さない。主に従う人は憐れんで施す。
22:神の祝福を受けた人は地を継ぐ。神の呪いを受けた者は断たれる。
23:主は人の一歩一歩を定め御旨にかなう道を備えてくださる。
24:人は倒れても、打ち捨てられるのではない。主がその手をとらえていてくださる。
25:若いときにも老いた今も、わたしは見ていない主に従う人が捨てられ子孫がパンを乞うのを。
26:生涯、憐れんで貸し与えた人には祝福がその子孫に及ぶ。
27:悪を避け、善を行えばとこしえに、住み続けることができる。
28:主は正義を愛される。主の慈しみに生きる人を見捨てることなくとこしえに見守り主に逆らう者の子孫を断たれる。
29:主に従う人は地を継ぎいつまでも、そこに住み続ける。
30:主に従う人は、口に知恵の言葉がありその舌は正義を語る。
31:神の教えを心に抱きよろめくことなく歩む。
32:主に逆らう者は待ち構えて主に従う人を殺そうとする。
33:主は御自分に従う人がその手中に陥って裁かれ罪に定められることをお許しにならない。
34:主に望みをおき、主の道を守れ。主はあなたを高く上げて地を継がせてくださる。あなたは逆らう者が断たれるのを見るであろう。
35:主に逆らう者が横暴を極め野生の木のように勢いよくはびこるのをわたしは見た。
36:しかし、時がたてば彼は消えうせ探しても、見いだすことはできないであろう。
37:無垢であろうと努め、まっすぐに見ようとせよ。平和な人には未来がある。
38:背く者はことごとく滅ぼされ主に逆らう者の未来は断たれる。
39:主に従う人の救いは主のもとから来る災いがふりかかるとき砦となってくださる方のもとから。
40:主は彼を助け、逃れさせてくださる主に逆らう者から逃れさせてくださる。主を避けどころとする人を、主は救ってくださる。

詩篇38編

1:【賛歌。ダビデの詩。記念。】
2:主よ、怒ってわたしを責めないでください。憤って懲らしめないでください。
3:あなたの矢はわたしを射抜き御手はわたしを押さえつけています。
4:わたしの肉にはまともなところもありませんあなたが激しく憤られたからです。骨にも安らぎがありませんわたしが過ちを犯したからです。
5:わたしの罪悪は頭を越えるほどになり耐え難い重荷となっています。
6:負わされた傷は膿んで悪臭を放ちますわたしが愚かな行いをしたからです。
7:わたしは身を屈め、深くうなだれ一日中、嘆きつつ歩きます。
8:腰はただれに覆われています。わたしの肉にはまともなところもありません。
9:もう立てないほど打ち砕かれ心は呻き、うなり声をあげるだけです。
10:わたしの主よ、わたしの願いはすべて御前にあり嘆きもあなたには隠されていません。
11:心は動転し、力はわたしを見捨て目の光もまた、去りました。
12:疫病にかかったわたしを愛する者も友も避けて立ちわたしに近い者も、遠く離れて立ちます。
13:わたしの命をねらう者は罠を仕掛けます。わたしに災いを望む者は欺こう、破滅させよう、と決めて一日中それを口にしています。
14:わたしの耳は聞こえないかのように聞こうとしません。口は話せないかのように、開こうとしません。
15:わたしは聞くことのできない者口に抗議する力もない者となりました。
16:主よ、わたしはなお、あなたを待ち望みます。わたしの主よ、わたしの神よ御自身でわたしに答えてください。
17:わたしは願いました「わたしの足がよろめくことのないように彼らがそれを喜んで尊大にふるまうことがないように」と。
18:わたしは今や、倒れそうになっています。苦痛を与えるものが常にわたしの前にあり
19:わたしは自分の罪悪を言い表そうとして犯した過ちのゆえに苦悩しています。
20:わたしの敵は強大になりわたしを憎む者らは偽りを重ね
21:善意に悪意をもってこたえます。わたしは彼らの幸いを願うのに彼らは敵対するのです。
22:主よ、わたしを見捨てないでください。わたしの神よ、遠く離れないでください。
23:わたしの救い、わたしの主よすぐにわたしを助けてください。

詩篇39編

1:【指揮者によって。エドトンの詩。賛歌。ダビデの詩。】
2:わたしは言いました。「わたしの道を守ろう、舌で過ちを犯さぬように。神に逆らう者が目の前にいる。わたしの口にくつわをはめておこう。」
3:わたしは口を閉ざして沈黙しあまりに黙していたので苦しみがつのり
4:心は内に熱し、呻いて火と燃えた。わたしは舌を動かして話し始めた。
5:「教えてください、主よ、わたしの行く末をわたしの生涯はどれ程のものかいかにわたしがはかないものか、悟るように。」
6:御覧ください、与えられたこの生涯は僅か、手の幅ほどのもの。御前には、この人生も無に等しいのです。ああ、人は確かに立っているようでもすべて空しいもの。〔セラ
7:ああ、人はただ影のように移ろうもの。ああ、人は空しくあくせくしだれの手に渡るとも知らずに積み上げる。
8:主よ、それなら何に望みをかけたらよいのでしょう。わたしはあなたを待ち望みます。
9:あなたに背いたすべての罪からわたしを救い神を知らぬ者というそしりを受けないようにしてください。
10:わたしは黙し、口を開きません。あなたが計らってくださるでしょう。
11:わたしをさいなむその御手を放してください。御手に撃たれてわたしは衰え果てました。
12:あなたに罪を責められ、懲らしめられて人の欲望など虫けらのようについえます。ああ、人は皆、空しい。〔セラ
13:主よ、わたしの祈りを聞き助けを求める叫びに耳を傾けてください。わたしの涙に沈黙していないでください。わたしは御もとに身を寄せる者先祖と同じ宿り人。
14:あなたの目をわたしからそらせ立ち直らせてくださいわたしが去り、失われる前に。

詩篇40編

1:【指揮者によって。ダビデの詩。賛歌。】
2:主にのみ、わたしは望みをおいていた。主は耳を傾けて、叫びを聞いてくださった。
3:滅びの穴、泥沼からわたしを引き上げわたしの足を岩の上に立たせしっかりと歩ませ
4:わたしの口に新しい歌をわたしたちの神への賛美を授けてくださった。人はこぞって主を仰ぎ見主を畏れ敬い、主に依り頼む。
5:いかに幸いなことか、主に信頼をおく人ラハブを信ずる者にくみせず欺きの教えに従わない人は。
6:わたしの神、主よあなたは多くの不思議な業を成し遂げられます。あなたに並ぶものはありません。わたしたちに対する数知れない御計らいをわたしは語り伝えて行きます。
7:あなたはいけにえも、穀物の供え物も望まず焼き尽くす供え物も罪の代償の供え物も求めずただ、わたしの耳を開いてくださいました。
8:そこでわたしは申します。御覧ください、わたしは来ております。わたしのことは巻物に記されております。
9:わたしの神よ、御旨を行うことをわたしは望みあなたの教えを胸に刻み
10:大いなる集会で正しく良い知らせを伝え決して唇を閉じません。主よ、あなたはそれをご存じです。
11:恵みの御業を心に秘めておくことなく大いなる集会であなたの真実と救いを語り慈しみとまことを隠さずに語りました。
12:主よ、あなたも憐れみの心を閉ざすことなく慈しみとまことによっていつもわたしをお守りください。
13:悪はわたしにからみつき、数えきれません。わたしは自分の罪に捕えられ何も見えなくなりました。その数は髪の毛よりも多くわたしは心挫けています。
14:主よ、走り寄ってわたしを救ってください。主よ、急いでわたしを助けてください。
15:わたしの命を奪おうとねらっている者が恥を受け、嘲られわたしを災いに遭わせようと望む者が侮られて退き
16:わたしに向かってはやし立てる者が恥を受けて破滅しますように。
17:あなたを尋ね求める人があなたによって喜び祝い、楽しみ御救いを愛する人が主をあがめよといつも歌いますように。
18:主よ、わたしは貧しく身を屈めています。わたしのためにお計らいください。あなたはわたしの助け、わたしの逃れ場。わたしの神よ、速やかに来てください。

詩篇41編

1:【指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。】
2:いかに幸いなことでしょう弱いものに思いやりのある人は。災いのふりかかるとき主はその人を逃れさせてくださいます。
3:主よ、その人を守って命を得させこの地で幸せにしてください。貪欲な敵に引き渡さないでください。
4:主よ、その人が病の床にあるとき、支え力を失って伏すとき、立ち直らせてください。
5:わたしは申します。「主よ、憐れんでください。あなたに罪を犯したわたしを癒してください。」
6:敵はわたしを苦しめようとして言います。「早く死んでその名も消えうせるがよい。」
7:見舞いに来れば、むなしいことを言いますが心に悪意を満たし、外に出ればそれを口にします。
8:わたしを憎む者は皆、集まってささやきわたしに災いを謀っています。
9:「呪いに取りつかれて床に就いた。二度と起き上がれまい。」
10:わたしの信頼していた仲間わたしのパンを食べる者が威張ってわたしを足げにします。
11:主よ、どうかわたしを憐れみ再びわたしを起き上がらせてください。そうしてくだされば彼らを見返すことができます。
12:そしてわたしは知るでしょうわたしはあなたの御旨にかなうのだと敵がわたしに対して勝ち誇ることはないと。
13:どうか、無垢なわたしを支えとこしえに、御前に立たせてください。
14:主をたたえよ、イスラエルの神を世々とこしえに。アーメン、アーメン。

詩篇42編

1:【指揮者によって。マスキール。コラの子の詩。】
2:涸れた谷に鹿が水を求めるように神よ、わたしの魂はあなたを求める。
3:神に、命の神に、わたしの魂は渇く。いつ御前に出て神の御顔を仰ぐことができるのか。
4:昼も夜も、わたしの糧は涙ばかり。人は絶え間なく言う「お前の神はどこにいる」と。
5:わたしは魂を注ぎ出し、思い起こす喜び歌い感謝をささげる声の中を祭りに集う人の群れと共に進み神の家に入り、ひれ伏したことを。
6:なぜうなだれるのか、わたしの魂よなぜ呻くのか。神を待ち望め。わたしはなお、告白しよう「御顔こそ、わたしの救い」と。
7:わたしの神よ。わたしの魂はうなだれて、あなたを思い起こす。ヨルダンの地から、ヘルモンとミザルの山から
8:あなたの注ぐ激流のとどろきにこたえて深淵は深淵に呼ばわり砕け散るあなたの波はわたしを越えて行く。
9:昼、主は命じて慈しみをわたしに送り夜、主の歌がわたしと共にあるわたしの命の神への祈りが。
10:わたしの岩、わたしの神に言おう。「なぜ、わたしをお忘れになったのか。なぜ、わたしは敵に虐げられ嘆きつつ歩くのか。」
11:わたしを苦しめる者はわたしの骨を砕き絶え間なく嘲って言う「お前の神はどこにいる」と。
12:なぜうなだれるのか、わたしの魂よなぜ呻くのか。神を待ち望め。わたしはなお、告白しよう「御顔こそ、わたしの救い」と。わたしの神よ。

詩篇43編

1:【指揮者によって。マスキール。コラの子の詩。】
2:涸れた谷に鹿が水を求めるように神よ、わたしの魂はあなたを求める。
3:神に、命の神に、わたしの魂は渇く。いつ御前に出て神の御顔を仰ぐことができるのか。
4:昼も夜も、わたしの糧は涙ばかり。人は絶え間なく言う「お前の神はどこにいる」と。
5:わたしは魂を注ぎ出し、思い起こす喜び歌い感謝をささげる声の中を祭りに集う人の群れと共に進み神の家に入り、ひれ伏したことを。
6:なぜうなだれるのか、わたしの魂よなぜ呻くのか。神を待ち望め。わたしはなお、告白しよう「御顔こそ、わたしの救い」と。
7:わたしの神よ。わたしの魂はうなだれて、あなたを思い起こす。ヨルダンの地から、ヘルモンとミザルの山から
8:あなたの注ぐ激流のとどろきにこたえて深淵は深淵に呼ばわり砕け散るあなたの波はわたしを越えて行く。
9:昼、主は命じて慈しみをわたしに送り夜、主の歌がわたしと共にあるわたしの命の神への祈りが。
10:わたしの岩、わたしの神に言おう。「なぜ、わたしをお忘れになったのか。なぜ、わたしは敵に虐げられ嘆きつつ歩くのか。」
11:わたしを苦しめる者はわたしの骨を砕き絶え間なく嘲って言う「お前の神はどこにいる」と。
12:なぜうなだれるのか、わたしの魂よなぜ呻くのか。神を待ち望め。わたしはなお、告白しよう「御顔こそ、わたしの救い」と。わたしの神よ。

詩篇44編

1:【指揮者によって。コラの子の詩。マスキール。】
2:神よ、我らはこの耳で聞いています先祖が我らに語り伝えたことを先祖の時代、いにしえの日にあなたが成し遂げられた御業を。
3:我らの先祖を植え付けるために御手をもって国々の領土を取り上げその枝が伸びるために国々の民を災いに落としたのはあなたでした。
4:先祖が自分の剣によって領土を取ったのでも自分の腕の力によって勝利を得たのでもなくあなたの右の御手、あなたの御腕あなたの御顔の光によるものでした。これがあなたのお望みでした。
5:神よ、あなたこそわたしの王。ヤコブが勝利を得るように定めてください。
6:あなたに頼って敵を攻め我らに立ち向かう者を御名に頼って踏みにじらせてください。
7:わたしが依り頼むのは自分の弓ではありません。自分の剣によって勝利を得ようともしていません。
8:我らを敵に勝たせ我らを憎む者を恥に落とすのは、あなたです。
9:我らは絶えることなく神を賛美しとこしえに、御名に感謝をささげます。〔セラ
10:しかし、あなたは我らを見放されました。我らを辱めに遭わせ、もはや共に出陣なさらず
11:我らが敵から敗走するままになさったので我らを憎む者は略奪をほしいままにしたのです。
12:あなたは我らを食い尽くされる羊として国々の中に散らされました。
13:御自分の民を、僅かの値で売り渡しその価を高くしようともなさいませんでした。
14:我らを隣の国々の嘲りの的とし周囲の民が嘲笑い、そしるにまかせ
15:我らを国々の嘲りの歌とし多くの民が頭を振って侮るにまかせられました。
16:辱めは絶えることなくわたしの前にありわたしの顔は恥に覆われています。
17:嘲る声、ののしる声がします。報復しようとする敵がいます。
18:これらのことがすべてふりかかってもなお、我らは決してあなたを忘れることなくあなたとの契約をむなしいものとせず
19:我らの心はあなたを裏切らずあなたの道をそれて歩もうとはしませんでした。
20:あなたはそれでも我らを打ちのめし山犬の住みかに捨て死の陰で覆ってしまわれました。
21:このような我らが、我らの神の御名を忘れ去り異教の神に向かって手を広げるようなことがあれば
22:神はなお、それを探り出されます。心に隠していることを神は必ず知られます。
23:我らはあなたゆえに、絶えることなく殺される者となり屠るための羊と見なされています。
24:主よ、奮い立ってください。なぜ、眠っておられるのですか。永久に我らを突き放しておくことなく目覚めてください。
25:なぜ、御顔を隠しておられるのですか。我らが貧しく、虐げられていることを忘れてしまわれたのですか。
26:我らの魂は塵に伏し腹は地に着いたままです。
27:立ち上がって、我らをお助けください。我らを贖い、あなたの慈しみを表してください。

詩篇45編

1:【指揮者によって。「ゆり」に合わせて。コラの子の詩。マスキール。愛の歌。】
2:心に湧き出る美しい言葉わたしの作る詩を、王の前で歌おう。わたしの舌を速やかに物書く人の筆として。
3:あなたは人の子らのだれよりも美しくあなたの唇は優雅に語る。あなたはとこしえに神の祝福を受ける方。
4:勇士よ、腰に剣を帯びよ。それはあなたの栄えと輝き。
5:輝きを帯びて進め真実と謙虚と正義を駆って。右の手があなたに恐るべき力をもたらすように。
6:あなたの矢は鋭く、王の敵のただ中に飛び諸国の民はあなたの足もとに倒れる。
7:神よ、あなたの王座は世々限りなくあなたの王権の笏は公平の笏。
8:神に従うことを愛し、逆らうことを憎むあなたに神、あなたの神は油を注がれた喜びの油を、あなたに結ばれた人々の前で。
9:あなたの衣はすべてミルラ、アロエ、シナモンの香りを放ち象牙の宮殿に響く弦の調べはあなたを祝う。
10:諸国の王女、あなたがめでる女たちの中からオフィルの金で身を飾った王妃があなたの右に立てられる。
11:「娘よ、聞け。耳を傾けて聞き、そしてよく見よ。あなたの民とあなたの父の家を忘れよ。
12:王はあなたの美しさを慕う。王はあなたの主。彼の前にひれ伏すがよい。
13:ティルスの娘よ、民の豪族は贈り物を携えあなたが顔を向けるのを待っている。」
14:王妃は栄光に輝き、進み入る。晴れ着は金糸の織り
15:色糸の縫い取り。彼女は王のもとに導かれて行くおとめらを伴い、多くの侍女を従えて。
16:彼女らは喜び躍りながら導かれて行き王の宮殿に進み入る。
17:あなたには父祖を継ぐ子らが生まれあなたは彼らを立ててこの地の君とする。
18:わたしはあなたの名を代々に語り伝えよう。諸国の民は世々限りなくあなたに感謝をささげるであろう。

詩篇46編

1:【指揮者に合わせて。コラの子の詩。アラモト調。歌。】
2:神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。
3:わたしたちは決して恐れない地が姿を変え山々が揺らいで海の中に移るとも
4:海の水が騒ぎ、沸き返りその高ぶるさまに山々が震えるとも。〔セラ
5:大河とその流れは、神の都に喜びを与えるいと高き神のいます聖所に。
6:神はその中にいまし、都は揺らぐことがない。夜明けとともに、神は助けをお与えになる。
7:すべての民は騒ぎ、国々は揺らぐ。神が御声を出されると、地は溶け去る。
8:万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。〔セラ
9:主の成し遂げられることを仰ぎ見よう。主はこの地を圧倒される。
10:地の果てまで、戦いを断ち弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。
11:「力を捨てよ、知れわたしは神。国々にあがめられ、この地であがめられる。」
12:万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。〔セラ

詩篇47編

1:【指揮者によって。コラの子の詩。賛歌。】
2:すべての民よ、手を打ち鳴らせ。神に向かって喜び歌い、叫びをあげよ。
3:主はいと高き神、畏るべき方全地に君臨される偉大な王。
4:諸国の民を我らに従わせると宣言し国々を我らの足もとに置かれた。
5:我らのために嗣業を選び愛するヤコブの誇りとされた。〔セラ
6:神は歓呼の中を上られる。主は角笛の響きと共に上られる。
7:歌え、神に向かって歌え。歌え、我らの王に向かって歌え。
8:神は、全地の王ほめ歌をうたって、告げ知らせよ。
9:神は諸国の上に王として君臨される。神は聖なる王座に着いておられる。
10:諸国の民から自由な人々が集められアブラハムの神の民となる。地の盾となる人々は神のもの。神は大いにあがめられる。

詩篇48編

1:【歌。賛歌。コラの子の詩。】
2:大いなる主、限りなく賛美される主。わたしたちの神の都にある聖なる山は
3:高く美しく、全地の喜び。北の果ての山、それはシオンの山、力ある王の都。
4:その城郭に、砦の塔に、神は御自らを示される。
5:見よ、王たちは時を定め、共に進んで来た。
6:彼らは見て、ひるみ、恐怖に陥って逃げ去った。
7:そのとき彼らを捕えたおののきは産みの苦しみをする女のもだえ
8:東風に砕かれるタルシシュの船。
9:聞いていたことをそのまま、わたしたちは見た万軍の主の都、わたしたちの神の都で。神はこの都をとこしえに固く立てられる。〔セラ
10:神よ、神殿にあってわたしたちはあなたの慈しみを思い描く。
11:神よ、賛美は御名と共に地の果てに及ぶ。右の御手には正しさが溢れている。
12:あなたの裁きのゆえにシオンの山は喜び祝いユダのおとめらは喜び躍る。
13:シオンの周りをひと巡りして見よ。塔の数をかぞえ
14:城壁に心を向け、城郭に分け入って見よ。後の代に語り伝えよ
15:この神は世々限りなくわたしたちの神死を越えて、わたしたちを導いて行かれる、と。

詩篇49編

1:【指揮者によって。コラの子の詩。賛歌。】
2:諸国の民よ、これを聞けこの世に住む者は皆、耳を傾けよ
3:人の子らはすべて豊かな人も貧しい人も。
4:わたしの口は知恵を語りわたしの心は英知を思う。
5:わたしは格言に耳を傾け竪琴を奏でて謎を解く。
6:災いのふりかかる日わたしを追う者の悪意に囲まれるときにもどうして恐れることがあろうか
7:財宝を頼みとし、富の力を誇る者を。
8:神に対して、人は兄弟をも贖いえない。神に身代金を払うことはできない。
9:魂を贖う値は高くとこしえに、払い終えることはない。
10:人は永遠に生きようか。墓穴を見ずにすむであろうか。
11:人が見ることは知恵ある者も死に無知な者、愚かな者と共に滅び財宝を他人に遺さねばならないということ。
12:自分の名を付けた地所を持っていてもその土の底だけが彼らのとこしえの家代々に、彼らが住まう所。
13:人間は栄華のうちにとどまることはできない。屠られる獣に等しい。
14:これが自分の力に頼る者の道自分の口の言葉に満足する者の行く末。〔セラ
15:陰府に置かれた羊の群れ死が彼らを飼う。朝になれば正しい人がその上を踏んで行き誇り高かったその姿を陰府がむしばむ。
16:しかし、神はわたしの魂を贖い陰府の手から取り上げてくださる。〔セラ
17:人に富が増し、その家に名誉が加わるときもあなたは恐れることはない。
18:死ぬときは、何ひとつ携えて行くことができず名誉が彼の後を追って墓に下るわけでもない。
19:命のある間に、その魂が祝福され幸福を人がたたえても
20:彼は父祖の列に帰り永遠に光を見ることはない。
21:人間は栄華のうちに悟りを得ることはない。屠られる獣に等しい。

詩篇50編

1:【賛歌。アサフの詩。】神々の神、主は、御言葉を発し日の出るところから日の入るところまで地を呼び集められる。
2:麗しさの極みシオンから、神は顕現される。
3:わたしたちの神は来られる黙してはおられない。御前を火が焼き尽くして行き御もとには嵐が吹き荒れている。
4:神は御自分の民を裁くために上から天に呼びかけ、また、地に呼びかけられる。
5:「わたしの前に集めよわたしの慈しみに生きる者をいけにえを供えてわたしと契約を結んだ者を。」
6:天は神の正しいことを告げ知らせる。神は御自ら裁きを行われる。〔セラ
7:「わたしの民よ、聞け、わたしは語る。イスラエルよ、わたしはお前を告発する。わたしは神、わたしはお前の神。
8:献げ物についてお前を責めはしない。お前の焼き尽くす献げ物は常にわたしの前に置かれている。
9:わたしはお前の家から雄牛を取らず囲いの中から雄山羊を取ることもしない。
10:森の生き物は、すべてわたしのもの山々に群がる獣も、わたしのもの。
11:山々の鳥をわたしはすべて知っている。獣はわたしの野に、わたしのもとにいる。
12:たとえ飢えることがあろうともお前に言いはしない。世界とそこに満ちているものはすべてわたしのものだ。
13:わたしが雄牛の肉を食べ雄山羊の血を飲むとでも言うのか。
14:告白を神へのいけにえとしてささげいと高き神に満願の献げ物をせよ。
15:それから、わたしを呼ぶがよい。苦難の日、わたしはお前を救おう。そのことによってお前はわたしの栄光を輝かすであろう。」
16:神は背く者に言われる。「お前はわたしの掟を片端から唱えわたしの契約を口にする。どういうつもりか。
17:お前はわたしの諭しを憎みわたしの言葉を捨てて顧みないではないか。
18:盗人と見ればこれにくみし姦淫を行う者の仲間になる。
19:悪事は口に親しみ欺きが舌を御している。
20:座しては兄弟をそしり同じ母の子を中傷する。
21:お前はこのようなことをしている。わたしが黙していると思うのか。わたしをお前に似たものと見なすのか。罪状をお前の目の前に並べてわたしはお前を責める。
22:神を忘れる者よ、わきまえよ。さもなくば、わたしはお前を裂く。お前を救える者はいない。
23:告白をいけにえとしてささげる人はわたしを栄光に輝かすであろう。道を正す人にわたしは神の救いを示そう。」

詩篇51編

1:【指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。
2:ダビデがバト・シェバと通じたので預言者ナタンがダビデのもとに来たとき。】
3:神よ、わたしを憐れんでください御慈しみをもって。深い御憐れみをもって背きの罪をぬぐってください。
4:わたしの咎をことごとく洗い罪から清めてください。
5:あなたに背いたことをわたしは知っています。わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。
6:あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し御目に悪事と見られることをしました。あなたの言われることは正しくあなたの裁きに誤りはありません。
7:わたしは咎のうちに産み落とされ母がわたしを身ごもったときもわたしは罪のうちにあったのです。
8:あなたは秘儀ではなくまことを望み秘術を排して知恵を悟らせてくださいます。
9:ヒソプの枝でわたしの罪を払ってくださいわたしが清くなるように。わたしを洗ってください雪よりも白くなるように。
10:喜び祝う声を聞かせてくださいあなたによって砕かれたこの骨が喜び躍るように。
11:わたしの罪に御顔を向けず咎をことごとくぬぐってください。
12:神よ、わたしの内に清い心を創造し新しく確かな霊を授けてください。
13:御前からわたしを退けずあなたの聖なる霊を取り上げないでください。
14:御救いの喜びを再びわたしに味わわせ自由の霊によって支えてください。
15:わたしはあなたの道を教えますあなたに背いている者に罪人が御もとに立ち帰るように。
16:神よ、わたしの救いの神よ流血の災いからわたしを救い出してください。恵みの御業をこの舌は喜び歌います。
17:主よ、わたしの唇を開いてくださいこの口はあなたの賛美を歌います。
18:もしいけにえがあなたに喜ばれ焼き尽くす献げ物が御旨にかなうのならわたしはそれをささげます。
19:しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を神よ、あなたは侮られません。
20:御旨のままにシオンを恵みエルサレムの城壁を築いてください。
21:そのときには、正しいいけにえも焼き尽くす完全な献げ物も、あなたに喜ばれそのときには、あなたの祭壇に雄牛がささげられるでしょう。

詩篇52編

1:【指揮者によって。マスキール。ダビデの詩。
2:エドム人ドエグがサウルのもとに来て、「ダビデがアヒメレクの家に来た」と告げたとき。】
3:力ある者よ、なぜ悪事を誇るのか。神の慈しみの絶えることはないが
4:お前の考えることは破滅をもたらす。舌は刃物のように鋭く、人を欺く。
5:お前は善よりも悪を正しい言葉よりもうそを好み〔セラ
6:人を破滅に落とす言葉、欺く舌を好む。
7:神はお前を打ち倒し、永久に滅ぼされる。お前を天幕から引き抜き命ある者の地から根こそぎにされる。〔セラ
8:これを見て、神に従う人は神を畏れる。彼らはこの男を笑って言う。
9:「見よ、この男は神を力と頼まず自分の莫大な富に依り頼み自分を滅ぼすものを力と頼んでいた。」
10:わたしは生い茂るオリーブの木。神の家にとどまります。世々限りなく、神の慈しみに依り頼みます。
11:あなたが計らってくださいますからとこしえに、感謝をささげます。御名に望みをおきますあなたの慈しみに生きる人に対して恵み深いあなたの御名に。

詩篇53編

1:【指揮者によって。マハラトに合わせて。マスキール。ダビデの詩。】
2:神を知らぬ者は心に言う「神などない」と。人々は腐敗している。忌むべき行いをする。善を行う者はいない。
3:神は天から人の子らを見渡し、探される目覚めた人、神を求める人はいないか、と。
4:だれもかれも背き去った。皆ともに、汚れている。善を行う者はいない。ひとりもいない。
5:悪を行う者は知っているはずではないかパンを食らうかのようにわたしの民を食らい神を呼び求めることをしない者よ。
6:それゆえにこそ、大いに恐れるがよいかつて、恐れたこともなかった者よ。あなたに対して陣を敷いた者の骨を神はまき散らされた。神は彼らを退けられ、あなたは彼らを辱めた。
7:どうか、イスラエルの救いがシオンから起こるように。神が御自分の民、捕われ人を連れ帰られるときヤコブは喜び躍りイスラエルは喜び祝うであろう。

詩篇54編

1:【指揮者によって。伴奏付き。マスキール。ダビデの詩。
2:ジフ人が来て、サウルに「ダビデがわたしたちのもとに隠れている」と話したとき。】
3:神よ、御名によってわたしを救い力強い御業によって、わたしを裁いてください。
4:神よ、わたしの祈りを聞きこの口にのぼる願いに耳を傾けてください。
5:異邦の者がわたしに逆らって立ち暴虐な者がわたしの命をねらっています。彼らは自分の前に神を置こうとしないのです。〔セラ
6:見よ、神はわたしを助けてくださる。主はわたしの魂を支えてくださる。
7:わたしを陥れようとする者に災いを報いあなたのまことに従って彼らを絶やしてください。
8:主よ、わたしは自ら進んでいけにえをささげ恵み深いあなたの御名に感謝します。
9:主は苦難から常に救い出してくださいます。わたしの目が敵を支配しますように。

詩篇55編

1:【指揮者によって。伴奏付き。マスキール。ダビデの詩。】
2:神よ、わたしの祈りに耳を向けてください。嘆き求めるわたしから隠れないでください。
3:わたしに耳を傾け、答えてください。わたしは悩みの中にあってうろたえています。わたしは不安です。
4:敵が声をあげ、神に逆らう者が迫ります。彼らはわたしに災いをふりかからせようとし憤って襲いかかります。
5:胸の中で心はもだえわたしは死の恐怖に襲われています。
6:恐れとわななきが湧き起こり戦慄がわたしを覆い
7:わたしは言います。「鳩の翼がわたしにあれば飛び去って、宿を求め
8:はるかに遠く逃れて荒れ野で夜を過ごすことができるのに。〔セラ
9:烈しい風と嵐を避け急いで身を隠すことができるのに。」
10:主よ、彼らを絶やしてください。彼らの舌は分裂を引き起こしています。わたしには確かに見えます都に不法と争いのあることが。
11:それらは昼も夜も、都の城壁の上を巡り町中には災いと労苦が
12:町中には滅びがあります。広場からは搾取と詐欺が去りません。
13:わたしを嘲る者が敵であればそれに耐えもしよう。わたしを憎む者が尊大にふるまうのであれば彼を避けて隠れもしよう。
14:だが、それはお前なのだ。わたしと同じ人間、わたしの友、知り合った仲。
15:楽しく、親しく交わり神殿の群衆の中を共に行き来したものだった。
16:死に襲われるがよい生きながら陰府に下ればよい住まいに、胸に、悪を蓄えている者は。
17:わたしは神を呼ぶ。主はわたしを救ってくださる。
18:夕べも朝も、そして昼も、わたしは悩んで呻く。神はわたしの声を聞いてくださる。
19:闘いを挑む多くの者のただ中からわたしの魂を贖い出し、平和に守ってくださる。
20:神はわたしの声を聞き、彼らを低くされる。神はいにしえからいまし〔セラ変わることはない。その神を畏れることなく
21:彼らは自分の仲間に手を下し、契約を汚す。
22:口は脂肪よりも滑らかに語るが心には闘いの思いを抱き言葉は香油よりも優しいが、抜き身の剣に等しい。
23:あなたの重荷を主にゆだねよ主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支えとこしえに動揺しないように計らってくださる。
24:神よ、あなた御自身で滅びの穴に追い落としてください欺く者、流血の罪を犯す者を。彼らが人生の半ばにも達しませんように。わたしはあなたに依り頼みます。

詩篇56編

1:【指揮者によって。「はるかな沈黙の鳩」に合わせて。ダビデの詩。ミクタム。ダビデがガトでペリシテ人に捕えられたとき。】
2:神よ、わたしを憐れんでください。わたしは人に踏みにじられています。戦いを挑む者が絶えることなくわたしを虐げ
3:陥れようとする者が絶えることなくわたしを踏みにじります。高くいます方よ多くの者がわたしに戦いを挑みます。
4:恐れをいだくときわたしはあなたに依り頼みます。
5:神の御言葉を賛美します。神に依り頼めば恐れはありません。肉にすぎない者がわたしに何をなしえましょう。
6:わたしの言葉はいつも苦痛となります。人々はわたしに対して災いを謀り
7:待ち構えて争いを起こし命を奪おうとして後をうかがいます。
8:彼らの逃れ場は偶像にすぎません。神よ、怒りを発し諸国の民を屈服させてください。
9:あなたはわたしの嘆きを数えられたはずです。あなたの記録にそれが載っているではありませんか。あなたの革袋にわたしの涙を蓄えてください。
10:神を呼べば、敵は必ず退き神はわたしの味方だとわたしは悟るでしょう。
11:神の御言葉を賛美します。主の御言葉を賛美します。
12:神に依り頼めば恐れはありません。人間がわたしに何をなしえましょう。
13:神よ、あなたに誓ったとおり感謝の献げ物をささげます。
14:あなたは死からわたしの魂を救い突き落とされようとしたわたしの足を救い命の光の中に神の御前を歩かせてくださいます。

詩篇57編

1:【指揮者によって。「滅ぼさないでください」に合わせて。ダビデの詩。ミクタム。ダビデがサウルを逃れて洞窟にいたとき。】
2:憐れんでください神よ、わたしを憐れんでください。わたしの魂はあなたを避けどころとし災いの過ぎ去るまであなたの翼の陰を避けどころとします。
3:いと高き神を呼びますわたしのために何事も成し遂げてくださる神を。
4:天から遣わしてください神よ、遣わしてください、慈しみとまことを。わたしを踏みにじる者の嘲りからわたしを救ってください。〔セラ
5:わたしの魂は獅子の中に火を吐く人の子らの中に伏しています。彼らの歯は槍のように、矢のように舌は剣のように、鋭いのです。
6:神よ、天の上に高くいまし栄光を全地に輝かせてください。
7:わたしの魂は屈み込んでいました。彼らはわたしの足もとに網を仕掛けわたしの前に落とし穴を掘りましたがその中に落ち込んだのは彼ら自身でした。〔セラ
8:わたしは心を確かにします。神よ、わたしは心を確かにしてあなたに賛美の歌をうたいます。
9:目覚めよ、わたしの誉れよ目覚めよ、竪琴よ、琴よ。わたしは曙を呼び覚まそう。
10:主よ、諸国の民の中でわたしはあなたに感謝し国々の中でほめ歌をうたいます。
11:あなたの慈しみは大きく、天に満ちあなたのまことは大きく、雲を覆います。
12:神よ、天の上に高くいまし栄光を全地に輝かせてください。

詩篇58編

1:【指揮者によって。「滅ぼさないでください」に合わせて。ダビデの詩。ミクタム。】
2:しかし、お前たちは正しく語り公平な裁きを行っているというのか人の子らよ。
3:いや、お前たちはこの地で不正に満ちた心をもってふるまいお前たちの手は不法を量り売りしている。
4:神に逆らう者は母の胎にあるときから汚らわしく欺いて語る者は母の腹にあるときから迷いに陥っている。
5:蛇の毒にも似た毒を持ち耳の聞こえないコブラのように耳をふさいで
6:蛇使いの声にも巧みに呪文を唱える者の呪文にも従おうとしない。
7:神が彼らの口から歯を抜き去ってくださるように。主が獅子の牙を折ってくださるように。
8:彼らは水のように捨てられ、流れ去るがよい。神の矢に射られて衰え果て
9:なめくじのように溶け太陽を仰ぐことのない流産の子となるがよい。
10:鍋が柴の炎に焼けるよりも速く生きながら、怒りの炎に巻き込まれるがよい。
11:神に従う人はこの報復を見て喜び神に逆らう者の血で足を洗うであろう。
12:人は言う。「神に従う人は必ず実を結ぶ。神はいます。神はこの地を裁かれる。」

詩篇59編

1:【指揮者によって。「滅ぼさないでください」に合わせて。ダビデの詩。ミクタム。サウルがダビデを殺そうと、人を遣わして家を見張らせたとき。】
2:わたしの神よ、わたしを敵から助け出し立ち向かう者からはるかに高く置いてください。
3:悪を行う者から助け出し流血の罪を犯す者から救ってください。
4:御覧ください、主よ力ある者がわたしの命をねらって待ち伏せし争いを仕掛けて来ます。罪もなく過ちもなく
5:悪事をはたらいたこともないわたしを打ち破ろうとして身構えています。目覚めてわたしに向かい、御覧ください。
6:あなたは主、万軍の神、イスラエルの神。目を覚まし、国々を罰してください。悪を行う者、欺く者を容赦しないでください。〔セラ
7:夕べになると彼らは戻って来て犬のようにほえ、町を巡ります。
8:御覧ください、彼らの口は剣を吐きます。その唇の言葉を誰が聞くに堪えるでしょう。
9:しかし主よ、あなたは彼らを笑い国々をすべて嘲笑っておられます。
10:わたしの力よ、あなたを見張って待ちます。まことに神はわたしの砦の塔。
11:神はわたしに慈しみ深く、先立って進まれます。わたしを陥れようとする者を神はわたしに支配させてくださいます。
12:彼らを殺してしまわないでください御力が彼らを動揺させ屈服させることをわたしの民が忘れることのないように。わたしたちの盾、主よ。
13:口をもって犯す過ち、唇の言葉、傲慢の罠に自分の唱える呪いや欺く言葉の罠に彼らが捕えられますように。
14:御怒りによって彼らを絶やし絶やして、ひとりも残さないでください。そのとき、人は知るでしょう神はヤコブを支配する方地の果てまでも支配する方であることを。〔セラ
15:夕べになると彼らは戻って来て犬のようにほえ、町を巡ります。
16:彼らは餌食を求めてさまよい食べ飽きるまでは眠ろうとしません。
17:わたしは御力をたたえて歌をささげ朝には、あなたの慈しみを喜び歌います。あなたはわたしの砦の塔、苦難の日の逃れ場。
18:わたしの力と頼む神よあなたにほめ歌をうたいます。神はわたしの砦の塔。慈しみ深いわたしの神よ。

詩篇60編

1:【指揮者によって。「ゆり」に合わせて。定め。ミクタム。ダビデの詩。教え。
2:ダビデがアラム・ナハライムおよびツォバのアラムと戦い、ヨアブが帰って来て塩の谷で一万二千人のエドム人を討ち取ったとき。】
3:神よ、あなたは我らを突き放し怒って我らを散らされた。どうか我らを立ち帰らせてください。
4:あなたは大地を揺るがせ、打ち砕かれた。どうか砕かれたところを癒してください大地は動揺しています。
5:あなたは御自分の民に辛苦を思い知らせよろめき倒れるほど、辛苦の酒を飲ませられた。
6:あなたを畏れる人に対してそれを警告とし真理を前にしてその警告を受け入れるようにされた。〔セラ
7:あなたの愛する人々が助け出されるように右の御手でお救いください。それを我らへの答えとしてください。
8:神は聖所から宣言された。「わたしは喜び勇んでシケムを分配しよう。スコトの野を測量しよう。
9:ギレアドはわたしのものマナセもわたしのものエフライムはわたしの頭の兜ユダはわたしの采配
10:モアブはわたしのたらい。エドムにわたしの履物を投げペリシテにわたしの叫びを響かせよう。」
11:包囲された町に誰がわたしを導いてくれるのか。エドムに、誰がわたしを先導してくれるのか。
12:神よ、あなたは我らを突き放されたのか。神よ、あなたは我らと共に出陣してくださらないのか。
13:どうか我らを助け、敵からお救いください。人間の与える救いはむなしいものです。
14:神と共に我らは力を振るいます。神が敵を踏みにじってくださいます。

Posted by JK7ESY