韓国軍艦『独島艦』唖然のポンコツぶり

ポンコツ強襲揚陸艦独島

-自称「アジア最大」で機関砲は味方撃ち、火災・浸水・漂流で使い物にならず-

韓国軍備のお粗末ぶりを何度か紹介したが、韓国がアジア最大の軽空母級輸送艦と自称する「独島(ドクト)艦」も救いようのないポンコツ品であることが、現地報道などを通じ次第に明らかになっている。韓国が不法占拠する島根県竹島の韓国名を挑発的に命名したこの軍艦は、レーダーが役に立たず、機関砲を発射すれば甲板上の自軍ヘリに命中するという設計ミスが判明。あげくは平時の海上で浸水や火災を起こして漂流し、長期修理でドッグ入りしてしまった。「パレード艦」「イベント艦」と揶揄され、就役から7年たっても全く戦力にならない“自慢の軍艦”の信じがたい実情を紹介する。(岡田敏彦)

レーダーに「ゴースト」

独島艦は2007年に完成、就役した強襲揚陸(ようりく)艦。全長約199メートル、全幅約30メートルで排水量1万8000トン。エアクッション艇(ホーバークラフト)2隻や水陸両用装甲車16台(いずれも米国製)などを搭載できる。就役当初は「輸送艦として作られているが、軽航空母艦に改造することができる」(中央日報電子版)などと景気のいい自画自賛が続いたが、そこはやはり韓国産。次々と欠陥が露呈していく。

 まず配備約1年後の08年10月、搭載している最新鋭のレーダーが役に立たないことが判明した。ハンナラ党のキム・ヨンウ議員(当時)が調査結果を明らかにしたもので、レーダーの設置位置が悪く、電波が甲板に反射してモニターにゴースト(虚偽の目標)が発生するという「致命的欠陥」(キム議員)が試験評価の過程で発見された。4度にわたり修正を試みたが、数個のゴーストが表示される欠陥はなおらなかったという。

実戦ではゴーストか、本当の敵戦闘機やミサイルか見分けがつかないことになり、いろんな「目標らしいもの」にとりあえず攻撃せざるを得ないわけだが、それすら不可能なことが3年後に露呈する。

機関砲は味方を裏切り「オウンゴール」

独島艦は敵の戦闘機や対鑑ミサイルを自動的に撃ち落とすレーダー連動の大口径機関砲「ゴールキーパー」(オランダ製)を搭載。西側標準の口径20ミリより威力の高い同30ミリのゴージャスな機関砲なのだが、韓国海軍首脳部はその据え付け位置を根本的に間違っていた。

 11年9月に複数の現地メディアが「致命的な欠陥」(またも!)と報じたところによると、守りの要の「ゴールキーパー」を、諸外国の艦より艦中心に近く、しかも高い位置に設置したため、後部甲板が射界に入るというトンデモ仕様だったことが判明。つまり迎撃スイッチを入れれば、後部甲板に駐機している自軍の搭載ヘリを甲板もろともオートマチックに掃射してしまうのだ。

 「敵の攻撃をことごとく防ぐ」との期待を込めてゴールキーパーと名付けられているのに、韓国にかかれば味方ヘリを蜂の巣にする“オウンゴール仕様”に早変わりだ。

搭載ヘリは7年間欠品中

しかし、本来なら軍担当者の首が飛びそうなこの問題も、結局はたいした騒ぎにならなかった。なぜなら、独島艦にはそもそも搭載するヘリコプターが無いからだ。

海上を飛ぶヘリは高度な塩害対策を施さなければならないが、そのことを理解せず、無謀にも国産化に挑戦したあげく失敗したのだ。独島艦本体で5000億ウォン(現在のレートで約470億円)と予算を掛けすぎたことも響き、外国製を導入することもできなかった。ヘリを運用しないなら、広い平甲板などただの飾りである。

サイズだけは大きいが

中身が欠品や不良品ばかりの独島艦だが、図体が大きく見栄えだけはするので、観艦式などの行事には主役としてよく登場していた。それで韓国内では「パレード艦」「イベント支援艦」などと揶揄される始末。

 それでも軍の記念日などで韓国軍をPRする「浮かぶ広報室」とも言うべき役割は担ってきたが、そんな些末な活動さえ不可能にする驚愕(きょうがく)の事件が起こった。

 現地の複数の報道によると、昨年9月10日午前10時40分ごろ、軍の記念イベントに参加するため黄海を航行していた「独島艦」の発電室から火災が発生。発電機2基のうち1基が焼け、残る1基も消火の際に水をかぶって故障停止。作業員が修理を試みたが全く復旧できず、独島艦は漂流し始めた。

 航行不能による漂流は漁船などの事故でたま起こるが、不測の事態に備えるのが当然の軍艦では「軍人が全く仕事ができていない」ことの証明だ。これが戦闘中ならまだ分かるが、平和な海での移動中の出来事ときては何をかいわんや。平時に軍艦が「航行不能で漂流」など、普通の国ではありえない。

原因は“韓流”

しかも漂流の根本的な理由がいかにも韓国軍らしい。独島艦は本来、発電機を4基積んでいたが、火災の5カ月前に艦の姿勢を変えるためのバラストタンクの操作を誤り、海水が艦内に流入、2基を浸水で壊していたのだ。普通はこの2基を修理してから出航するものだが、海軍は2基を修理工場に預けたまま。残り2基だけでも「大丈夫だろう」という都合のいい未来予想図を描き、成り行き任せの韓国流運用を行っていたのだ。

 結局は漂流の後、他艦に曳航(えいこう)され“ドナドナ状態”で港に戻った独島艦は、直後の9月15日に行われた仁川上陸作戦記念日式典に欠席。朝鮮戦争で最大の勝ち戦(戦ったのは韓国軍ではなく米軍だが…)の記念日にもかかわらず、ゆるキャラ的なPR艦としての役目も果たせず修理のためドック入りとなった。

一点豪華主義のツケ

修理完了は当初の見込みでは今年4月と伝えられていたが、これを信用できると仮定して修理期間は半年以上。実はここにこそ、韓国海軍と独島艦の最大にして致命的な欠陥がある。

 どこの国でも常識だが、軍艦は同型艦を最低2隻、普通は3~4隻建造する。これは運用上、必須の条件だ。艦艇は数年に一度は定期的に数カ月間ドックに入って整備や修理を行い、内部の機器などを最新のものに換装していく必要がある。

 例えば3隻建造するのは、速度などの性能が等しい同型艦2隻で1戦隊を編成し、残り1隻は修理のためドック入り、というローテーションを組めるからだ。どの海軍も「ドック入りしている間は、その艦は作戦に投入できないのだから無いも同じ」と考え、戦力に穴が開くことのないよう、同型艦を複数建造して運用している。

独島艦の場合も、当初は同型艦3隻を建造する予定で、2番艦を馬羅島(マラド)艦、3番艦を白リョン島(ぺクリョンド)艦と名前まで決めていたが、予算不足で3番艦は計画廃止。2番艦はようやく昨年12月に予算10億ウォン(約9440万円)が認められたが、今後残る6500億ウォン余りの予算が議会を通過したとして、完成するのは20年以降で、戦力化する20年代後半には独島艦は艦齢約20年となる。

 ちなみに自衛艦の場合、25~30年で退役するから、2番艦ができた頃には独島艦はお役御免も間近という状況。はっきり言って「間に合っていない」のだ。

 軍艦は1隻で運用するモノではない、という基本を理解できず、見得を張って一点豪華主義に走ったツケが発電機の火災などに現れたとみるべきだろう。ヘリは無く、レーダーは信用できず、肝心なときに前に進むかどうかも怪しいままスペアもない独島艦。だが、名前にふさわしい役目はある。

 竹島を一方的に取り込んだ領海水域を設定した韓国の初代大統領、李承晩は朝鮮戦争時、保導連盟事件で自国民の韓国人を10~20万人も虐殺したうえ、民間人を首都ソウルに残したまま真っ先に敵前逃亡。釜山まで逃げたあげく、ついに日本に逃げるなどと言いだし、マッカーサーに一蹴された人物。歴史は繰り返すというが、次に北朝鮮に本格侵攻された際には、独島艦は韓国大統領一行の祖国脱出程度には使えるのではないだろうか。当然、行き先には日本以外を選ぶべしだが。

産経WEST ttps://www.sankei.com/west/news/140317/wst1403170001-n1.html

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